危機感を成長のチャンスに。
自ら学ぶ風土の広がりと共感。

株式会社システック
静岡県浜松市北区新都田
  • エレクトロニクス
  • ソフトウェア開発
株式会社システック

INTERVIEW

ビジョン・組織づくり

02

株式会社システック 代表取締役社長 梶村 一成(かじむら かずなり)さん

背景を知る。知識、表現力が増す。
基礎力の向上が基本行動を高めていく。
代表取締役社長 梶村 一成(かじむら かずなり)さん

コロナ禍が続いたこの一年、御社の働き方に何か変化はありましたか?

新型コロナウィルスの影響による働き方の変化はそれほど大きくありませんでした。会社は浜松市郊外の緑に囲まれた場所にあり、車通勤の社員がほとんどです。アルコール消毒、マスクの徹底、アクリル板の設置など、社内の感染症対策を徹底することで、業務への支障なく事業を進めることができました。また、2020年までに行ってきた働き方改革、残業時間の削減、時短制度や2時間単位での有給休暇制度などにより、家庭の事情に柔軟に対応する体制が既にできていたことも大きかったと思います。
これまで取り組んできた、学びと気づきにより新たな提案を生み出す、本当の意味でのマネジメントへの移行については、「それ、やってみようよ」という流れは生まれつつありますが、まだまだ改善途上です。新たな価値を創造できる企業へと成長できるか否かが会社の将来を左右する、そうした共通認識を社員が持てるよう、対話を続けています。

対話の中で特に意識して伝えているのは、どのようなことですか?

一番は、否定的な意味合いではなく自ら成長するためには危機感の感度を高めることが大切だと考えています。今、世界で何が起ころうとしているのか、気づいていない人が多いのが現実です。今後増々需要の高まる半導体を国内生産する動きがありますが、これが上手くいかないと日本は衰退化し、先々には発展途上国になると言われています。また、2年前のダボス会議では、2035年に今の仕事の65%が無くなる(新しい職業に置き換わる)と提言されています。重要度と緊急度の低い仕事はロボット化が進み、人間は重要度の高い仕事を求められます。デジタル化が遅れている日本は、更に置いていかれるでしょう。そうした背景を理解した上で、自分たちが行っている仕事を変えていく、自分自身を成長させていくことの重要性を説いています。
最近、特に重要視しているのは背景説明です。仕事を指示する場面では「なぜ、そのような指示をするのか」をしっかりと伝えるように幹部社員に伝えています。その背景を理解し、共有・共感することで、同じ目的、目標に沿ってベクトルが揃い、同時に仕事の質が向上し、新たな価値を創造する芽も生まれると信じています。

危機感の共有、背景理解のために、何か取り組まれていることはありますか?

2021年の春から、幹部社員に向けた朝の勉強会が始まりました。ビジネススクール教授のマネジメントに関する話を動画視聴するなど、ほぼ毎日、始業前から行っていますが、あくまで任意、強制ではありません。それでも、朝の車通勤ラッシュを避けて時間を有意義に使おうと15名程が参加しています。始めて半年経ち、参加している幹部たちの語彙力や表現力は随分と向上しました。基礎力が上がると、目配り、気配り、心配りなどの基本行動にも現れ、仕事をする中で出てくる論理と重ねることができるようにもなります。
気づくには学ぶしかありません。危機感を共有しつつ、そこに留まらずに、自分の仕事の質を高めていこうという人の輪が広がっていくこと。それが企業の発展につながります。危機感を持つことは、成長のチャンスでもあります。「会社が何とかしてくれる」と学ばない人との差は、どんどん広がっていくと思います。

今後の採用において、求める人物像についてお聞かせください

まずは価値観の合う人!自分を成長させたい!と自分で成長の領域を探し学ぶ人ですね。日本も欧米の様に、格差は更に広がるでしょう。人間からコンピュータへ、そしてロボットへ。そうした光景を私は幾度とアメリカで見てきました。重要度の高い残り35%の仕事ができる人材を増やしたいと思います。一方で、弱者は守り、切り捨てることはしません。大事なのはバランスです。但し、成長意欲は全員が持って、自分の成長責任も持ち、努力し続け、彼らと共に社会貢献し続ける会社も形成したい、それがあるべき姿と考えています。
変化の激しい時代を乗り切るためにも、抜擢人事はどんどんしていくつもりです。年齢は関係ありません。若い人たちにもどんどん機会を与えたいと思います。

最後に女性社員の活躍について、その後の広がりと考え方をお聞かせください

まだまだ男性比率が多いのが現状で、こちらも改善途上です。それでも、女性のエンジニア職は増えており、今年度の新卒で2名採用し、現在12名になりました。工学系の女子学生も多くなり、手に職をつけたい女性が増えていると感じています。先進諸国に比べ、まだまだ女性の社会進出が遅れている日本ですが、母性や表現力など、男性と違った感性をビジネスに生かし発揮していくことで、可能性は更に広がっていくと思います。制度や理解が進んだ甲斐もあり、出産、育児を経た女性社員の職場復帰率はほぼ100%です。今後の活躍にも大いに期待しています。女性の幹部職も増やしていきたいと考えています。
また、浜松は県外に転出していく人が多いので、地元の小中学生に、「浜松にもこんな会社があるんだよ」と伝える活動に参加しています。首都圏集中から地方分散へ、これからは人の流れも変わっていくと思います。浜松の今の小中学生の中から、20年後の当社の女性幹部社員が誕生したら嬉しいですね。

女性社員インタビュー

03

PLDソリューション部 SW設計課 SW設計係 責任者
相場 佳都美(あいば かずみ)さん

2度の出産・育児休業を経て、
挑戦を支援する環境で働ける喜び。
PLDソリューション部 SW設計課 SW設計係 責任者
相場 佳都美(あいば かずみ)さん

入社の動機と現在のお仕事内容をお聞かせください

2009年に東京の大学を卒業し、Uターン新卒で入社しました。大学の専攻は化学で畑違いでしたが、会社説明会で色々とチャレンジしている会社に共感し、私もここで挑戦したいと思えたのが決め手です。入社時からソフトウェア開発に携わり、現在はソフトウェア開発部署の責任者として、2人のメンバーを管理育成しながら、Windowsのアプリケーション開発をはじめ、多岐に渡るソフトウェア開発に関わる仕事をしています。最初はゼロからのスタートで分からないことだらけ、お客様の要望通りにシステムが動かず、苦労したことも多かったですが、今は様々な課題を試行錯誤しながら解消していくのが楽しいと感じています。

入社して良かったと感じる点、今後挑戦したい仕事はありますか?

入社当時は残業も多く、納期に間に合わせようと遅くまで働くこともありましたが、働き方改革が浸透し、今は残業せずに生産性を高めようというスタイルに変わりました。2度の出産、育児を経て復帰し、今は9時~16時までの時短勤務で働いています。2時間単位の有給休暇も有効に利用し、コロナ禍で増えた就業時間内での子どものお迎えにも柔軟に対応でき、本当に助かっています。
制度面の充実はもちろんですが、何よりも嬉しいのは、挑戦を支援する環境です。今年から責任者となり、担当部署をどう成長させていくのか考えて上司に提案するのですが、「いいね。やってみなよ」と意見を否定せずに、背中を押してくれます。今後は、ソフトウェア開発だけでなく、システム全体に関わる新規開発の仕事にも挑戦したいですね。将来は、課の責任者などへのステップアップも考えています。

磐田市出身。入社13年目。主にソフトウェア設計に携わる女性エンジニア。2度の出産、育児休暇を経て、2021年4月から設計部署の責任者に。ご主人と4歳と2歳のお子さんの4人家族。

女性社員インタビュー

04

管理部 経理課 
林 乙姫(はやし いつき)さん

社員とのコミュニケーションを大切に、
テレワークの導入や更なるデジタル化に意欲。
管理部 経理課 
林 乙姫(はやし いつき)さん

これまでのお仕事、働き方についてお聞かせください

地元の大学を卒業し、新卒で入社当時からずっと経理業務を担当しています。高校で簿記を学んでいましたが、最初は何もわからず大変でしたが、自分なりに工夫したり、やり方を変えたりして、今では処理も速くなり、仕事の範囲も随分と広がりました。現在妊娠中で、出産、育児休暇を取得後、職場復帰する予定です。入社を決めたのは、説明会の時に感じた会社の温かさでしたが、9年経った今もその思いは変わりません。これからもずっと働くつもりです。

お仕事をする中で特に心掛けていること、今後挑戦したい事はありますか?

経理なので、まずは数字を1円でも間違わないことは当然ですが、私が特に意識しているのは社員とのコミュニケーションです。仕事柄、色々な部署の人たちとの関わりが多いので、しっかりと意思疎通できているかが、お互いの業務をスムーズに進める上で大事になります。今はコロナ禍のため、マスク越しで表情が分かりにくいため、これまで以上に話を聞くようにしています。
今後は、テレワークの導入やデジタル化を進め、より簡単に速く処理できる体制が必要になってくると思います。職場に復帰したら、部署のみんなや専門家の方たちと共に、将来を見据えた体制作りに挑戦できればと思います。

浜松市出身。入社9年目。地元浜松の大学を卒業後、新卒でシステックへ。入社後、事務職として経理業務に携わり、バックヤードで会社を支える。ご主人との2人家族。まもなく一児の母に。

取り組み

05

有給休暇を2時間から取得可能!

有給休暇を2時間単位で取得でき、通院や介護、育児など、あらゆる場面で気軽に使えて効率よく仕事ができる環境が整っています。

有給休暇を2時間から取得可能!

ほぼ100%!
女性の高い職場復帰率

制度の整備はもちろんのこと、制度を気兼ねなく使える雰囲気があります。女性社員についての職場理解が進んだ結果、女性社員の満足度は男性社員よりも高いという結果に。

ほぼ100%!
女性の高い職場復帰率

小学校3年生まで使える!
時短制度

勤務時間を9:00~16:00に短縮する「時短勤務」。システックでは、子どもが小学校3年生を修了するまで使うことができます。まだまだフォローが必要な学年家庭を応援しています。

小学校3年生まで使える!
時短制度

社内のスタッフが
復帰を応援

産休や育休中の社員には、社内スタッフから月に1度、全体朝礼の内容が届けられます。社内の様子も添える工夫が生まれるなど、職場復帰を応援する風土が自然と培われています。

社内のスタッフが
復帰を応援

COMPANY

企業紹介

株式会社システック

1976年設立、従業員数251名(2021年11月現在)。通信機器の制御基板を主力とする電子機器メーカー。受託設計開発、自社商品開発、技術支援の3つを事業の柱とする。試作から量産まで自社で一貫して行う技術力と設備が強み。現在では、高速通信制御関連事業にも力を注いでいる。

社名
株式会社システック
住所
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-9-9
電話番号
053-428-4300
株式会社システック

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