老舗のアパレル企業に活きる
女性のチカラ

株式会社イケダヤ
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣
  • 小売業
  • アパレル
株式会社イケダヤ

INTERVIEW

ビジョン・組織づくり

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株式会社イケダヤ 代表取締役社長 池田 勝臣(いけだ かつおみ)さん

創業から100年以上つづく「愛」を
お客さまとスタッフ、そして地域へ
代表取締役社長 池田 勝臣(いけだ かつおみ)さん

池田代表の経営には、どのようなバックグラウンドがありますか?

イケダヤは私の曽祖父が創業し、天竜区二俣の地で113年目を迎えました。呉服屋からスタートして、時代の流れとともに洋品店、総合衣料品企業へと進歩してきました。現在は浜松市内のほか、愛知県豊川市にも店舗を展開中です。2016年には新しいコンセプトの店舗「FukuFuku」もオープン、お買い物の愉しさを発信しています。1907年の開業当時から変わらないのは、イケダヤの「Ι(アイ)」。お客さまやスタッフへの「愛」だと思います。私自身、先代である父には深い愛情をもって育てられました。スタッフみなさんの思いやりにも、ずっと支えられてきました。今度は私が、イケダヤやお客さま、地域に恩返しをしていく番だと思っています。

愉しい店舗づくりが印象的なFukuFukuですが、どのような経緯でオープンしたのでしょうか?

時代やお客さまのニーズが変化する中、イケダヤの根本を見直したことでした。私が代表に就任した2014年ころの経営路線は、店舗のチェーン展開と価格勝負。格安の目玉商品でお客様を呼ぶスタイルが続いていました。商品の作り手の想いを考えれば、そのような在り方を見直すタイミングだったと思います。お客さまのニーズも速いスピードで変化しており、これから必要なのは商品の良さをしっかり伝えることだと思いました。
そのころ、スタッフとは、イケダヤの在り方についてよく話し合いました。今は、ネット上で買った商品がすぐに届く時代です。そのステージでがんばるべきか、そうでなければ、どのような企業を目指すべきなのか。たどり着いたのは、「イケダヤは人の心を豊かにする商売をしたい」という想いでした。店舗スタッフとの会話を愉しめて、あの店員さんから買えて良かったという体験をお客さまにしていただくこと。100年以上変わらないイケダヤの根本は、人の繋がりを大切にしていることだと気付いたのです。人を大事にして育てていくことが、イケダヤの使命なのだと腑に落ちました。

創業当時からの営みが今も息づいているのですね。

買うものがなくても毎日来てくださるお客さまもいるんです。店のスタッフとおしゃべりして帰っていくだけに見えて実は、会話の中に光るものがあります。「あの商品を入荷してちょうだい。イケダヤさんから買いたいの」。スタッフには特別な教育をしている訳ではありませんが、お客さまが話しかけやすい雰囲気があるのでしょう。「イケダヤさんがやるなら」と、協力してくれる地域の仲間も多くいてくださいます。イケダヤが大切にしてきたことが、自然と積み重なってきた結果だと思います。本当にありがたいことです。

組織づくりや人づくりについてどのような考えをお持ちですか?

「愛」のある組織や人づくりは、大切にしていきたいと考えています。企業や店舗に流れている空気感はお客さまにも伝わるものですから。スタッフのみなさんが、今後どのように社内で活躍できるかということはよく考えますね。一人ひとりの良いところを見て、活躍の場をつくれたらと思っています。どこか別の企業で勤めていた方が、ご縁あってイケダヤに来てくれるケースもよくあります。変化の激しい時代。これからの世の中はどう進化していくか分かりません。イケダヤの中に限らず、社会で活躍できる人へ。そして、感謝の心や優しさを持って生きられる人になってくれたらという思いでいます。

女性活躍の取り組みやビジョンをお聞かせください。

スタッフの9割以上が女性なので、女性の活躍が大事だと常々感じています。販促の視点については、女性には優れたものがありますね。商品の価値をストーリー調で発信していくといった感覚がある方が多いようです。これまでのイケダヤにはなかったような、店舗にあったら便利なことやおもしろい企画も聞かせてくれます。幹部が中心となって考えてきた既存店の改善においても、お客さまに近い年齢の女性スタッフから意見を聞く動きを進めています。

ファッションが好きで、アパレルの仕事に興味がある女性はたくさんいらっしゃいます。ただ、結婚していて子どもがいるので短時間しか働けないと諦めているんです。そうした方が働ける場をつくろうと、2016年に子育てママを対象とした時短パートの募集を始めました。お陰さまで非常に優秀な方が来てくださいました。お店での接客も柔らかいですし、もともとファッションが好きなのでコーディネートも上手です。

お客さまに喜んでいただくことが商売につながります。1勝9敗、1つの成功があれば良い。試しにやってみることが大切です。ファッションに興味があって、新しいことにチャレンジしたい方には、ぜひイケダヤの仲間になってほしいですね。浜松という地域の人の心をより豊かにするイケダヤの仕事に参加してもらえたら嬉しいです。

女性社員インタビュー

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本部商品部 販売促進 WEB担当 中尾 知子(なかお ともこ)さん

柔軟な働き方と社内の教育で実現した、
本当にやりがいのある仕事
本部商品部 販売促進 WEB担当 中尾 知子(なかお ともこ)さん

入社のきっかけを教えてください。

IT人材育成セミナー内の合同説明会で、イケダヤの会社説明を聞いたことでした。第一印象は、「スタッフみなさんの人柄が良くてアットホームな企業」。ホームページのリニューアルを一緒に進めてもらいたいと声をかけてもらいました。昔から情報を発信するのが好きなんです。良いと思ったグッズやスポットをSNSに載せたり、所属する劇団のブログを書いたりしています。ただ、アパレル業界の経験がないことや、社会復帰のいろんな不安はぬぐえなくて。そんなとき、池田社長から手紙をいただきました。「ご縁を感じました」という手書きのメッセージを見て、ここで働きたいと思って入社を決めました。

入社後はどのような働き方ができていますか?

柔軟な働き方をさせてもらっています。週3日を基本として、自分から出勤日を申告するスタイルです。1日の勤務時間は約4時間。幼稚園の預かり時間に合わせて仕事をしています。子どもを預けられなくて困っていたときには、「会社に連れて来たら?」と相談に乗ってくれました。嫌な顔ひとつせず柔軟に応対してくれるので、とても働きやすいです。

課題図書を参加者で読みあう勉強会があるなど、社内の教育も充実していると思います。とくに驚いているのは、サイト制作の企業さまとのミーティングに同行させてもらっていることです。入社してすぐ、専務に同行して名古屋まで通うようになりました。正社員のみなさんと変わらない仕事をさせてもらっていることがありがたいですし、スキルアップもできてやりがいを感じています。

今後はさらに、イケダヤにあるさまざまな商品の魅力を発信して、お客様に喜んでもらえたらと思います。スタッフのみなさんも良いアイデアをたくさん持っています。子どもが小学校に上がるころには働く時間も増やして、情報発信でもっと貢献していきたいです。

浜松市主催のIT人材育成セミナーを経て2019年1月に入社。WEBを通じた販売促進の一環として、各種媒体を通じた情報発信やキャンペーンの実行などを担当する。WEBマガジン上で商品やコーディネートを紹介するコラムの執筆や、ホームページの更新も行っている。

取り組み

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イケダヤの日々を伝える“ふくふくだより”

新しい仲間の入社に全社イベント、季節のキャンペーン。ワクワクがあふれたイケダヤの日々を、社長自ら情報誌にまとめてお届けしています。
「わくわく 人づくり・お店創り 奮闘日記」ブログでも紹介中
https://omisan.hamazo.tv/

イケダヤの日々を伝える“ふくふくだより”

斬新なアイデアが次から次へ!未来会議で店舗革命

お客様層に当てはまる年代が多いイケダヤのママスタッフたち。店舗にあると嬉しいサービスや愉しいイベントなど、みんなでワイワイ“妄想”しています。

斬新なアイデアが次から次へ!未来会議で店舗革命

預かり時間のみでOK!
子育てママのためのパート制度

売場創りに夢中♪
ファッションには興味があるけれど、小さな子どもがいるのでフルタイムは難しい。そんなママたちのために、イケダヤでは曜日や時間を固定しない働き方を用意しています。

預かり時間のみでOK!
子育てママのためのパート制度

店舗スタッフが自ら運営&参加♪お店での新しいイベントの企画・準備も!

ハーバリウムづくり体験会にママスタッフがお子さんと参加
普段は洋服や雑貨品などの販売や売場づくりが中心の店舗スッタフのお仕事ですが、ワークショップなどのイベント企画や準備もお手伝いしています。
お子さんと一緒にスタッフ自らもイベントに参加して楽しんでもらっています。

店舗スタッフが自ら運営&参加♪お店での新しいイベントの企画・準備も!

社内で大好評
コーディネート勉強会

レディース部門のトップバイヤーを講師に、社内のコーディネート勉強会を開催しています。平日の午前中に開くことで、学びたいママスタッフでも参加できます。

社内で大好評
コーディネート勉強会

COMPANY

企業紹介

株式会社イケダヤ

1907年(明治40年)創業、従業員数102名(2019年2月現在)。旧磐田郡森町の呉服商から続くファッションと雑貨の総合衣料品企業。ファッションのライフスタイルパートナーとして「イケダヤ」「FukuFuku」のブランドを計8店舗、展開中。

社名
株式会社イケダヤ
住所
〒431-3314 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣85-1
電話番号
053-925-6161
株式会社イケダヤ

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