お客様のため、地域のため、職員のため
地元信用金庫のあるべき姿を求めて

浜松いわた信用金庫
静岡県浜松市中区元城町
  • 金融業
  • 信用金庫
浜松いわた信用金庫

INTERVIEW

紹介動画

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ビジョン・組織づくり

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浜松いわた信用金庫 理事・人事部長 三輪 久夫(みわ ひさお)さん

お客様の期待を超えるその先
「会社人間」から「地域社会人間」へ
理事・人事部長 三輪 久夫(みわ ひさお)さん

まずは、この1年での主な取り組み、動きについて教えてください。

浜松いわた信用金庫が、2019年1月に誕生し1年半になります。信用金庫は、「株式会社」の銀行と違い、地域の繁栄に取り組む「協同組織」です。合併して職員数約2,000名の組織となった今、「何がお客様や地域のためになるのか」を真剣に考え、取組み始めた1年でした。金庫の理念である、お客様や地域への貢献、持続可能な社会づくり、職員の幸せの実現に向け、2024年3月まで5年間の行動計画を作成し、最終的な価値改革を目標に、今は仕組みの改革を進めている段階です。その中で欠かせないのが「人財改革」。全ての職員のボトムアップが、次のステージへの原動力となります。そのためには、職員の意識改革と働く環境の整備が必要です。2019年6月には、働き方改革と健康経営をキーワードに、浜松いわたダイバーシティプロジェクトチームによる「Happy Re-born Project」を発足し、多様な人材が活躍できる職場環境づくりに向けて動き出しました。

「Happy Re-born Project」では、どのような取組をされていますか?

本部、営業店、男女、年代、役職など幅広く、21名のメンバーを、「障がい者活躍推進」「女性活躍推進」「健康経営」「時間管理・生産性向上促進」の4班に分け、「多彩な職員が気持ちをひとつに~多様性は可能性~」をコンセプトに、議論を重ねてきました。3月には、経営陣への活動報告を行い、各班からの提言をまとめ、即断即決でトップダウンする施策もありました。この施策により、職員が経営に主体的に参画し、「新しい価値観」を生み出す良い機会になっています。
ダイバーシティの推進は、職員の成長、幸せに繋がると考えています。これからの時代は、どれだけ長く働いたかではなく、どれだけ成果を上げたかが重要です。女性、シニア、障がい者が活躍できる柔軟な働き方を認め、「新しい価値観」の中で成果と成長を生み出せる会社へと変革していく必要があります。それが結果として、生産性の向上、斬新な発想や活発な議論が湧き出る職場環境の構築につながると信じています。

女性活躍の推進についてはいかがでしょうか?

元々金融機関は男社会なんです。残業して、数字を上げて、誰が勝ち残るか。そんな会社人間の考え方はもう止めようと、旧浜松信用金庫で動き出したのが2016年でした。ライフデザイン部を立ち上げ、残業をゼロに、お客様に強いる様な目標はなくそうと。これは劇的な変化でした。それから4年、職員の意識が変わり、本当にお客様が求めているものを把握した上で、課題解決型の問いかけをするようになりました。時間内に効率よく仕事を終え、早く帰る人が優秀という考え方が浸透し、女性活躍の基盤が整ってきました。2019年1月に「えるぼし認定」(厚生労働大臣が女性の活躍推進に関する実施状況等が優良な企業を認定)、10月には子育て支援に積極的に取り組んでいる企業として「くるみん認定」を取得しました。女性が働きやすい職場への改革は着実に進んでいます。
当金庫では、総合職が育児期間には事務職に移り、勤務地や時短など、子育てしやすい配慮をし、育児を終えたら総合職に戻る制度があり、活用する職員が増えています。また、男女の区別なく、個人担当、法人担当で評価が偏らないように、活躍する人には処遇も対応していくことで、女性支店長をはじめ、女性活躍の場は確実に広がっています。男性中心の本質を変えない「女性の活用」には限界があります。「女性が活躍している企業は業績も向上している」という認識が大事なんです。「女性の働きやすい職場は、あらゆる人にとって働きやすい職場である」という「浜松いわたの新しい風土」を、若い世代を中心に、この10年で作っていきたいと考えています。

価値改革を進める中、今後求められる人材像についてお聞かせください。

「お客様の期待を超えるその先へ」を実践できる人財です。そのためには、会社の中だけでなく、地域社会でも通用する資質や考え方を身につけ、一人一人がプロフェッショナルとして自立することが重要です。自発的に学ぶ機会として、eラーニングや「まなぼう道場(土曜講座)」を実施していますが、人気の講座がすぐに一杯になるなど、自分を高めるために挑戦しようという職員が増えました。夜間大学に通う人への支援もあります。以前より残業が減り、自己啓発に時間を割けるようになったことも大きいと思います。専門知識を高めることが、お客様の真の課題解決につながり、短時間で成果を出す、いい回転になっていきます。会社は会社。自分は自分。時間を有効に活用し、自分を磨くことが、結果として「お客様のため」「地域のため」になり、職員自身の幸せにつながると信じています。自ら学び、人と関わり、社会とつながり続ける「地域社会人間」を、一人でも多く育てたいですね。目指して欲しいのは、お客様から「ありがとう」以上に、「また会いたい」と言っていただける職員。そこは変わりません。

「会社人間から地域社会人間へ」という考え方なんですね。今後、新たな取組は何かありますか?

合併して1年が経過した今年1月に、職員の意識調査を行いました。価値改革に取り組む中、人財改革の意識、行動の度合い、それを支える職場環境、有効な施策について、職員の忌憚ない意見を聞き、今後より一層の、働きがい、働きやすさの向上につなげていくのが目的です。難しいと言われる合併ですが、1年間で1000人近い人事交流を行い一体感を生むなど、表面上は上手くいっており、全国から多くの視察が来るほどです。それは調査結果からも見て取れましたが、必ずある心の闇を少しでもあぶり出し、新金庫としていい方向にもっていきたいと考えています。まずは経営陣が聞く耳を持つことが大事です。今後は、この調査を毎年の指標とし、世の中が激しく変化していく中でも、「この会社に勤めて良かった」と一人でも多くの職員に思ってもらえるように、常に次なる施策を考えていきます。
このような働き方改革や健康経営への取組、多様な人財活躍の推進は、当金庫が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献」の全てに繋がると考えています。誰ひとり取り残さない世界。たくさんの人々の「夢」「希望」「笑顔」があふれる未来へ。これからも全職員が一丸となり、人を大切に、地域を大切にする取組みを通じて、世界の課題と向き合いながら、地元信用金庫の本来あるべき姿を追い求めていきたいと思います。

女性社員インタビュー

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本郷支店 パーソナルアドバイザー 稲川 泰子(いながわ ひろこ)さん

仕事のやりがいと自分時間を
両立できる充実した生活
本郷支店 パーソナルアドバイザー 稲川 泰子(いながわ ひろこ)さん

稲川さんの現在のお仕事内容、心掛けている事についてお聞かせください。

東京の大学を卒業後、浜松へUターン就職し、7年目になります。入庫後、預金、融資、為替など一通りの事務を経験し、2年間の窓口業務を経て、現在は、2店舗目となる本郷支店のパーソナルアドバイザーとして、主に個人市場を担当しています。地元企業の社長や会長さん、そのご家族と接する機会が多く、相続や資産運用、年金の相談など専門的な業務が中心ですが、私が目指すのは、どんなことでも相談できる「何でも係」です。「こんなこと相談していいの?」とお客様が思うことも、「まずは私に」と言ってもらえるような信頼関係をつくるよう心掛けています。金融機関なので、お金の話が中心になりますが、それ以外のお客様の悩みまで一緒に話せるのが、総合サービス業としてあるべき姿だと思っています。「またあなたに会いたい(と言っていただける人財)」は常に意識しています。

「Happy Re-born Project」のメンバーとして、ダイバーシティの推進、働き方改革や健康経営にも携わっていると聞きましたが、稲川さんの働き方について教えてください。

土日・祝日はお休みで、平日も基本的には定時(17時)退社を心掛けています。4年前に会社が働き方の見直しを始めた頃から、がらりと変わりました。以前はノルマを達成しようと、定時以降も会社に残って電話することが多く、定時では帰れない雰囲気がありました。制度が変わってからは、支店長を中心に、生産性の向上について職員に説明する機会が増え、限られた時間の中で工夫改善し、結果が変わらないのが一番だと。それから自分の頭で考えるようになり、時間を無駄にしないようになりました。今は、そうした考え方が定着し、全体にも定時退社の意識付けが広がっています。
「Happy Re-born Project」メンバーの中では年次が浅い方ですが、多様性について、普段接しない先輩や上司の方と話をする中で、自分の業務だけでなく、周りの仲間や、支店外や本部のことも考えるようになり、以前より視野が広がりました。私のような一職員が、金庫の方針を変えていく機会に携われるのは有難く、そうした会社づくりを「いいな」と、純粋に思います。

今後の活躍が期待される中、どのようなキャリアプランをお考えですか?

女性活躍やキャリアアップは、名前に圧倒される部分があるのが正直なところです(笑)。この会社で「お客様のお役に立てる」「お客様の喜ぶ顔を見て、ひとりでも多くの方を幸せにする」、そういう気持ちでお仕事しながら、それでいて、毎日夕食を作る時間がある。そんな充実したライフスタイルを大切にしていきたいと思っています。昇進したい、役職に就きたいとかではなく、目の前にある業務を一生懸命やりながら、今の仕事を続けていきたいんです。私が今一番やりがいを感じている仕事は、高齢化が進み、ご相続について漠然と不安を抱える方が多い中、専門の方の話を聞きながら、税金対策や遺言の作成などで、お客様のお役に立つことです。相続に関する法律は変わることがあるので、税の知識や法改正の勉強は常にしています。資格取得を目指すというよりも、業務に活用できる知識を得るためです。お客様の期待を超える提案ができるように、これからも自分を磨き続けたいと思います。

取り組み

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【働き方改革】~場所と時間を選ばない新しいカタチを~

時差出勤に加え、自宅で学習や庫内情報を確認できるシステムやテレビ会議システムの
活用など、時間や場所を選ばない自由な働き方の実現に向けて取り組んでいます。

【働き方改革】~場所と時間を選ばない新しいカタチを~

【多様な人財活躍】~個性あふれる職場を~
ダイバーシティプロジェクトチーム「Happy Re-born Project」

「多彩な職員が気持ちをひとつに」をコンセプトに、年齢・所属部署に関係ない職員で構成されたプロジェクトチームを発足し、営業店・若手職員の意見を取り入れ、職場の在り方の見直しや活性化に向け取り組んでいます。

【多様な人財活躍】~個性あふれる職場を~
ダイバーシティプロジェクトチーム「Happy Re-born Project」

【職員幸福度向上】~すべての幸せは環境から~

仕事と子育ての両立に必要な雇用環境や労働条件の整備が認められました。
2019年には女性活躍推進法に基づく「えるぼし(二つ星)」認定や次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」を取得しました。

【職員幸福度向上】~すべての幸せは環境から~

【健康経営】~心と身体の健康を~

経済産業省の「健康経営優良法人2020」に認定され、健康管理に積極的にとりくんでいます。健康ポータルサイト(PepUp)で健診情報や健康関連サービスを職員向けに提供しています。

【健康経営】~心と身体の健康を~

【ワークライフバランスの実現】~自分時間の有効活用~

さまざまな講座が自宅で学べるeラーニングや資格取得の奨励金制度、withコロナの時代に自発的に受講できる研修動画「まなぼう道場web」の導入など、職員自ら学べる環境を整備しています。また、サッカー部や吹奏楽部など多彩な部活動に多くの職員が参加しています。

【ワークライフバランスの実現】~自分時間の有効活用~

COMPANY

企業紹介

浜松いわた信用金庫

静岡県浜松市中区に本店を置く信用金庫。静岡県西部地域を中心に、大井川以西から愛知県東部までを営業地区とする。1950年に設立され、2020年3月末現在の預金残高は2兆4,753億円、貸出金残高は1兆2,290億円。「SDGs」の理念を経営の根幹として位置づけ、地域資源の利活用や、地方創生など、広く社会課題の解決に取り組む。地域金融機関として、地域密着の姿勢を貫き、金融サービスにとどまらない幅広いサービス提供を通じて、お客様の「人生・経営のパートナー」となることを目指している。

社名
浜松いわた信用金庫
住所
〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町114-8
電話番号
053-454-6141
浜松いわた信用金庫

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